5日、厚生労働省は今年夏のボーナスの平均を発表した。
前年より3.1%増の37万550円になり、2年続けて前年夏を上回った。
3%を超える増加は1991年夏に前年比6.3%増になって以来23年ぶり。
大手企業が円安などで業績が回復し、ボーナスを上げたためだとみられる。
また、パートを含む労働者が5人以上いる事業所約3万3千事業所を調べた。
産業別の増加では、不動産・物品賃貸業が11.8%増、製造業が10.5%増、
建設業が10.0%増だった。
産業別のボーナスの平均は、情報通信業が65万3599円で最も多かった。
最も少なかったのは飲食サービス業の6万6033円だった。
(11月5日 朝日新聞より)