6日、人材派遣2位のテンプホールディングスは、パナソニックの完全子会社で業界6位の
パナソニックエクセルスタッフの買収を検討している、と明らかにした。
株式の66%を来春までに取得する方向。
買収額は100億円規模になる見通しだ。
事業の拡大を図るテンプと、中核ではない事業の売却を進めるパナソニックの思惑が一致した。
関係者によると、複数の企業による入札の結果、テンプは買収についての優先交渉権を得たという。
パナソニックエクセルスタッフは、グループ内外に技術者や事務職を派遣しており、
2014年3月期の売上高は640億円。今回の買収で、テンプの売上高は
単純合算で4300億円近くになる。
(11月6日 朝日新聞より)