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2014.11.14

大手の冬の賞与、2年連続伸び率5%超

DODA_FB

 経団連が13日発表した大手企業の冬の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計によると、

平均妥結額は昨冬比5.78%増の89万3538円となり、リーマン・ショック前の

平成20年に次ぐ高い水準だった。

第1回集計としては、バブル期の元年(8.55%)と2年(6.15%)以来、

2年連続で伸び率が5%を超え、円安を背景に製造業の業績回復傾向が鮮明となった。

 今回集計した企業は10業種76社でこのうち74社が製造業と

なっている。ほとんどが26年の春闘で既に夏冬のボーナスを決めていた。

経団連は、この後、業績連動型ボーナスを採用している企業なども加え、

12月下旬に最終集計の公表を予定している。

 10業種すべての伸び率がプラスだった。業種別では、円安の効果が

大きい自動車が6.65%増の95万8580円。電機が7.18%増の

82万4877円、造船が2.36%増の82万3084万円など。

調査は東証1部上場の大手企業240社を対象に、妥結額が判明した

76社を集計した。

                   (11月13日 産経新聞より)

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