年末は忘年会や歳末商戦で消費が盛り上がる「稼ぎ時」だが、今年は選挙のあおりで
客足や売れ行きが鈍らないか、関係者は気をもんでいる。
影響が比較的大きいとみられるのは、居酒屋など飲食業界。前回総選挙があった2012年12月の
外食産業の売上高を見ると、「パブ・居酒屋」は前年同月比5.1%減で落ち込み幅が大きかった。
ビアホールを運営するサッポロライオン(東京)は、12年には「選挙で忘年会のキャンセルがあった」
(経営戦略部)と振り返る。ただ、投開票が終わった中旬以降は再び予約が入って少し巻き返したといい、
今年も販売促進策などに取り組む考えだ。
(11月20日 時事通信より)