自分の勤め先が「ブラック企業」だと思いながら、誰にも相談しないでいる人が全体の半数近くにのぼる―。
労働組合の中央組織・連合が、こんな調査結果をまとめた。
11月1〜6日、20〜59歳の働く男女3千人を対象にインターネットで調べた。
勤め先がいわゆるブラック企業と思うか、との問いに「思う」「どちらかといえばそう思う」は
20代が32.7%で最も高く、30代も30.5%と3割を超えた。
40代は25.9%、50代は18.6%だった。
そう考える理由を複数回答であげてもらうと、「長時間労働が当たり前」(52.2%)が最も多く、
「仕事に見合わない低賃金」(46.3%)、「有給休暇がとれない」(37.4%)と続いた。
(11月29日 朝日新聞より)