朝日新聞社は29、30日、衆院選に向けた連続世論調査(電話)の2回目を実施した。
与野党が公約に掲げている政策から、投票先を決める際に重視する政策を二つまで選んでもらったところ、
「景気・雇用対策」が47%で最も多く、「国会議員の定数削減」33%、「子育て支援・女性の活躍」30%、
「消費税の引き上げ延期」29%、「地方の活性化」19%が続いた。「原発再稼働」は15%、
「集団的自衛権の行使容認」は12%だった。
比例区投票先を政党名を挙げて聞くと、自民が34%(22、23日実施の連続調査1回目は37%)で、
民主13%(同11%)、維新8%(同6%)、共産8%(同5%)、公明7%(同5%)などを
依然として引き離している。
さらに、「原発再稼働」をのぞく六つの選択肢を選んだ人の比例区の投票先では、自民が最も多かった。
「景気・雇用対策」と答えた人の比例区投票先は自民が43%で、12%の民主などを引き離した。
「原発再稼働」と答えた人で最も多かったのは共産の22%で、自民の21%が続いた。
(12月1日 朝日新聞より)