トヨタ自動車が定年後再雇用した技能系社員を対象に、
待遇改善を図る制度変更を検討していることが9日分かった。
熟練した技能を持つ再雇用社員の労働意欲を向上させ、
トヨタの強みである「ものづくり技能」の伝承を促進するのが狙い。
今後、労使で議論を本格化させ、2016年度以降の導入を目指す。
対象となるのは主に「CL(チーフリーダー)」や「GL(グループリーダー)」と
呼ばれるリーダー格の技能系社員。現行制度では、60歳で定年を迎えると希望者は
65歳まで再雇用されるが、月収は定年前の半分程度に減少する。
新制度では、肩書を保持して身分給を引き続き受け取れるようにするなどして、
給与水準を維持することを検討している。
高齢化社会が進む日本にとって、医療・介護問題は大きな課題であるとともに、
技術・知識を持った「中高年齢層の雇用問題」も、日本経済の再生・デフレ脱却に向けて、
大きな課題ではないでしょうか。
私どもブレイブは、若年齢層から中高年齢層まで幅広い世代の様々なニーズに合った
より良いサポート・サービス提供をしております。
(2015年1月9日 時事通信より抜粋)