〈「令和2年8月の有効求人倍率」〉1.04倍、前月比0.04ポイント低下

2020.10.02

　厚生労働省が9月30日発表した

令和2年8月の「有効求人倍率

（季節調整値）」は1.04倍で、

前月に比べて0.04ポイント低下した。

有効求人倍率は、全国のハロー

ワークで仕事を探す人１人に

対して何件の求人があるかを示す。

「新規求人倍率（季節調整値）」

は、1.82倍で、前月に比べて

0.10ポイント上昇した。

「正社員の有効求人倍率」は、

0.78倍となり、前月に比べて

0.03ポイント下回りました。

8月の「有効求人（季節調整値）

」は、前月に比べて0.9%増となり、

「有効求職者（同）」も

前月に比べて4.7%増となりました。

【有効求人倍率】

これらを「業種別」にみると、

「宿泊業・飲食業（49.1％減）」、

「生活関連サービス業、
娯楽業」（41.0％減）」、

「製造業（38.3％減）」、

「情報通信業」（34.6％減）」、

「卸売業、小売業（34.0％減）」

などで減少となった。

【主要産業における対前年同月比の推移】（新規学卒者を除く）

　求人票を受理したハローワーク

ごとの「受理地別」にみると、

最高は福井県と岡山県の1.43倍、

最低は沖縄県の0.67倍となり、

実際に仕事をする「就業地別」

でみると、最高が福井県の1.51倍、

最低が沖縄県の0.74倍となった。

【都道府県・地域別有効求人倍率（就業地別・季節調整値）】（新規学卒者を除きパートタイムを含む）

　また、総務省が同日発表した

8月の「完全失業率」は3.0％で

前月に比べ0.1ポイント上昇となった。

「完全失業者」は206万人。

前年同月に比べ49万人の増加で、

7ヶ月連続の増加だった。

【完全失業率】

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