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2015.03.30

〈国家公務員 〉今夏は「朝型勤務」

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 安倍首相は27日午前の閣僚懇談会で、

国家公務員の夏の出退勤時間を

1〜2時間早めることを奨励するよう指示した。

長い日照時間を生かし、「朝型勤務」「早期退庁」を

徹底することで残業を抑制し、ワーク・ライフバランス

(仕事と生活の調和)の向上を図る。

 首相は閣僚懇で、「明るい時間が長い夏の間は、

朝早くから働き始め、夕方は家族らと過ごせるよう

ライフスタイル変革に取り組む」と強調。

また、「国全体に浸透させたい」として

民間への協力呼び掛けも関係閣僚に指示した。

 具体的には、政府は7、8両月、全省庁の始業を

午前7時半〜同8時半に、終業を午後4時15分〜同5時15分に

それぞれ前倒しする。夕方以降に会議を開かないことや、

水曜日は夜8時までに職場を消灯することなど、

残業削減の取り組みも進める。

 民間企業や地方自治体の一部では既に実施例があるが、

政府として導入するのは初めて

。国家公務員約54万6000人(3月現在)のうち、

交代制勤務の部署や、介護・子育てなど家庭の事情で

勤務時間の変更が困難な職員については、対象外とする方針だ。

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