最強のサラブレッド決定戦！～2023年天皇賞・秋～

2023.10.30

こんにちは。
ブレイブの出川です。

いよいよ本格的な秋に入り、
朝昼晩の寒暖差が激しくなってきましたね。
体調管理を整えなければいけない季節になってきましたね。

そして今回。
10月29日（日）。
自分は、東京競馬場へ「天皇賞・秋」の観戦へ行って参りました。
自分として、数多くある競馬のレースの中でも1番好きなレースと言っていいかもしれません。

以前、ブログで書かせていただいた「日本ダービー」が3歳の牡馬（オス馬）No.1決定戦ならば、
「天皇賞・秋」は、日本一強い馬を決めるレースといっても過言ではありません。
日本競馬の基幹となる距離と言っていい芝2000mのレースで、
毎年、トップクラスの実力の競走馬が集結するレースです。
ちなみに、年末に行われる「有馬記念」ですが、こちらはオールスター戦といった感じです。

そして、今年の「天皇賞・秋」は、頭数こそ少なめですが、
まさに、今年のトップクラスの馬たちが密に詰まったレースです。

世界ランク1位。昨年の天皇賞・秋を勝ってから日本・海外含めてG1レースを勝ち続ける最強馬「イクイノックス」

そのイクイノックスを昨年の日本ダービーで破った「ドウデュース」

今年の「天皇賞・春」を制した「ジャスティンパレス」

そして、今年の「大阪杯」の覇者「ジャックドール」

夏のスーパーG2と言われる札幌記念を圧勝した「プログノーシス」

昨年の天皇賞・秋3着の「ダノンベルーガ」

新春のG2・AJCCを勝った「ノースブリッジ」

夏のG3・小倉記念を制した「エヒト」

昨年のG2・セントライト記念を制し中長距離からマイル路線まで経験した「ガイアフォース」

など層々たるメンバーが集結しました。

さらに、なんと今年は天皇陛下が観覧されるとのことで、大注目の一戦。

レース直前には7万5千人以上が来場していると報じられていました。

こちらは、まだ午前中の競馬場内の様子です。

第2レース前のパドックの様子。

日本のトップジョッキー、ルメール騎手。

日本のレジェンド、武豊騎手。

世界トップレベルのジョッキー、モレイラ騎手。

そして、メインレース（第11レース）である天皇賞・秋のレース前のパドックの様子。
※混み過ぎていてだいぶ離れた位置からの撮影となります。

レース前に天皇皇后両陛下が手を振られています。

国歌斉唱。

スタート前のファンファーレ。

トゥ～トゥク　トゥ～トゥクトゥ～♪

ジャジャジャジャン♪

一気に大歓声が競馬場を包み込みます。

そして、15時40分。天皇賞・秋のゲートが切られます。

ちょっと画像は撮れませんでしたが、
レース展開としては、大阪杯の覇者・ジャックドールが先陣を切ってハイペースの逃げに出ます。
2番手にガイアフォース。3番手に最強のイクイノックス。
そして、その後ろをマークするドウデュースをはじめとした中段の位置につけた面々。
最後方の２頭は、ジャスティンパレスとプログノーシス。

最終の４コーナーを曲がり、直線に向くと、逃げていたジャックドールが力尽きていきます。
そして、3番手にいたイクイノックスが一気に1番手に躍り出ます。
何とか食らいつこうとする2番手のガイアフォース。
すると、イクイノックスをマークしてきた2番人気のドウデュースも力尽きていき、
後方に待機していたジャスティンパレスとプログノーシスが、一気に上がってきます。

しかし！
異次元の強さとスピードのイクイノックスに手も足も出ず、
結果、イクイノックスが日本レコードを0.9秒縮めるという圧勝劇！
正直、会場にいた人々も皆口をそろえて言っていました。
「この馬は、本物のバケモノだ！」

「本当に同じ生き物なのか？」

2年連続で生で自分も観戦しましたが、
まさにバケモノ、怪物ともいえる最強の馬だと実感しました。
もしかしたら、過去最強の馬になる、いや、なっているのではないか？とさえ感じてしまうほどです。
少なくとも、日本でこの馬に勝てる馬はいないでしょう。

素晴らしいレースが見られました。

ちなみに、馬券としては外れました。
1着のイクイノックスは当たっておりますが、
2着3着を外し、1着4着5着が入る馬券という。。。

あ、ちなみに、
1着、イクイノックス
2着、ジャスティンパレス
3着、プログノーシス
という結果でした。
比較的先団に付けていた馬の中では、イクイノックス以外では、
ガイアフォースが5着で粘っただけで、
他の先頭集団にいた馬は、力尽きていく馬が多い感じでした。
なにしろ、先頭を切っていたジャックドールが最下位という結末でしたから。。。

とにもかくににも、歴史的なレースを見れてとても良かったです。

おそらく、次のイクイノックスのレースは1か月後の「ジャパンカップ」が予想されます。
ここでは、3歳最強の牝馬「リバティアイランド」も参戦予定であり、
フランスからの刺客・凱旋門賞で善戦した「コンティニアス」も参戦予定。
他、天皇賞・秋組からの参戦も他にもありそうですし、
さらに盛り上がるレースになるかもしれません。