16日、リクルートキャリア(東京)は
企業が2016年春の大学卒業予定者らを対象に行った
採用活動をまとめた「就職白書2016」を発表した。
(調査概要/15年12月~16年1月、
全国の従業員5人以上の企業4050社を対象に実施、
1260社から回答)
今回の調査によると、経団連が定めた8月の選考開始の
「解禁前に面接を実施していた」と回答した企業は
70.8%(15年卒43.4%)と、解禁前の選考が大幅に増えた。
リクルートは「高い求人倍率と採用スケジュールの変更で
入社内定者の確保に危機感を持ったのではないか」と分析している。
16年卒の採用活動は、経団連が選考開始の解禁を
それまでの4月から8月へ、17年卒の選考解禁が6月へと変更される。
さらに今回の調査で17年卒の採用について聞くと、
67.9%の企業が引き続き解禁前に面接を行うと回答した。