厚生労働省が28日、2016年3月の「有効求人倍率(季節調整値)」は、
前月に比べて0.02ポイント上昇となる1.30倍であったと発表した。
「新規求人倍率」は1.90倍で、前月に比べて0.02ポイントの低下となった。
平成27年度「平均の有効求人倍率」は1.23倍で、前年度に比べて0.12ポイント上昇となった。
また、総務省が発表した「労働力調査(速報)」によると、
「3月の完全失業率(季節調整値)」は、前月から0.1ポイント改善して3.2%であった。
正規雇用は、前年同月に比べて67万人(16ヵ月連続)の増加、
非正規雇用は、前年同月に比べて2万人(4ヵ月連続)の増加となった。
性別でみると、男性は0.2ポイント低下、女性は0.2ポイント上昇となった。
産業別就業者でみると、主に「医療・福祉系」などが増加した。