5日、2016年春闘の最終集計結果が発表された。
経営側から回答を得た5297の労働組合の平均賃上げ額は5779円となった。
17年ぶりの3年連続平均賃上げ率2%台だが、前年を0.20%(575円)下回った。
来年の春闘は一層厳しくなるとみられる。
「規模別」でみると、組合員数300人以上が2.03%、
300人未満が1.81%といずれも前年を下回った。
全体平均と中小労組の差は縮小、大手労組は過去3年で最も低い伸び率にとどまったが、
中小労組が健闘した。
2016.07.06