29日、厚生労働省が発表した
10月の「有効求人倍率(季節調整値)」は1.40倍で、
25年2ヶ月ぶりの高水準となった。
正社員の有効求人倍率は、0.89倍で、
正社員を区分して統計をとるようになった
2004年11月以降で最高となった。
「新規求人(原数値)」は、前年同月比1.1%減となった。
求人票を受理したハローワークごとの「受理地別」でみると、
最高が東京都の2.07倍、最低が沖縄の1.00倍となり、
実際に仕事をする「就業地別」ともに、
2ヶ月ぶりに全都道府県で1.00倍を超えた。
「産業別」では、「教育・学習支援業(10.0%増)」、
「宿泊・飲食サービス業(3.5%増)」などの増加に対し、
「学術研究、専門・技術サービス業(6.6%減)」、
「情報通信業(6.5%減)」などの減少が目立った。
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