太陽光発電システム検討時に
絶対してはいけないこと

太陽光発電システム
検討時に絶対しては
いけないこと

省エネで環境にやさしい、そして売電もできる太陽光発電システム。
しかし、太陽光パネルはメーカーや種類が多種多様で、ひとつに絞るのは簡単ではありません。

今回は、太陽光パネルを検討時に「絶対してはいけないこと」をお伝えします。
注意点をきちんと理解し、後悔のない商品選びをしましょう。

それダメ!①
コスト優先で「多結晶」のパネルを選ぶ

太陽光パネルで最も普及しているシリコン系パネルは、さらに「多結晶」と「単結晶」に分けられます。
結論から言えば、多結晶の太陽光パネルはあまりおすすめできません。
なぜでしょうか?以下に理由を見ていきましょう。

多結晶と単結晶の違い

多結晶はシリコンの端材や不揃い材などを集めて製造したものです。シリコンの大きさがバラバラで、パネルの見た目はまだら模様に見えます。
一方の単結晶は単一のシリコンの塊から作られるもので、純度が高く製造工程も複雑なため多結晶に比べるとやや高価です。シリコンが規則正しく並んだパネルは美しい見た目が特徴です。

さらに注目すべき違いは「発電効率」について。
単結晶は多結晶に比べると発電のロスが少なく、2~3%程度の違いが生じます。

耐久性についても単結晶の方が長期に想定される商品が多いようです。

パフォーマンスで選べば単結晶!

単結晶は発電効率が高く耐久性も良い、さらに見た目も美しいというメリットがあります。
初期コストは多少高価なものの、長期的なパフォーマンスを考えれば単結晶のパネルを選びたいところ。

太陽光パネルは、初期投資額だけでなく長期的なコストパフォーマンスを含めて検討してくださいね。

それダメ!②
とりあえず好きなメーカーで選ぶ

太陽光パネルはどれも大した違いはないように見えますが、メーカーや商品によって特徴や強みが異なります。
「よくわからないから、とりあえず好きなメーカーで選ぼう!」…それ危険です。

屋根形状や現在の電気代をチェック!

屋根の形状やデザインによっては、そもそも希望のメーカーで設置できるパネルがないかもしれません。
また、パネルの形状によっては、同じ屋根でも使える枚数や並べ方に違いが生じ、結果として発電量に差が出ることも。
太陽光パネルの設置枚数や発電容量の決定は、現状の電気代を参考にすることが多いのです。
少なすぎても多すぎても後悔を招く結果となるため、現状をしっかり把握したうえで商品選びを進めましょう。

自分の条件に合った最適な商品を選ぼう

太陽光パネルの導入をしっかりと検討したいのであれば、まずは屋根の状態を実際に見てもらったうえで、発電容量と発電効率の計算をしてもらうことをおすすめします。

それダメ!③
蓄電池を検討しない

初期費用の高さから遠慮されがちな蓄電池ですが、いまだからこそ検討しないともったいない…!その理由とは?

電気代高騰の影響を受けにくい

電気代の上昇が全国で実施されている昨今、全国の電気料金の目安は31円/kWh※。一方の住宅用太陽光発電の買取価格は16円/kWhとなり、電気は売るよりも買う金額が圧倒的に高い状況です。
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」令和4年7月22日改定

そこで、太陽光発電とあわせて蓄電池を導入すると、多くの電気を自家消費できるようになります。
電力会社から買う電気量を大幅に減らせるでしょう。

災害時に停電しても安心

太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、万が一の停電時にも電気を使用する生活を続けられます。
不測の事態が重なる非常時にはとても心強い設備となるでしょう。

まとめ

さまざまなメーカーであらゆる商品が展開されている太陽光パネルですが、まずは「検討時にしてはいけないこと」を知ることが、後悔のない商品選びにつながります。ご自身に最適なパネルを見つけ出しましょう!

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